建設コンサルタントとは

どのように道路が作られるのだろう…?

 

みなさんは、設計ってどんな風に行っているのか、ご存じでしょうか。

 

例えば、直線の道路を作りたいところに自由に作れるかといったら、そうではありません。

高低差があったり、お家や田畑、動かすことの出来ない支障物があったり、、まずは工事をしようとしている現地の状況を知る必要があります。

ただただ、設計を行うだけではありません。

 

『基準に則って設計を行う』ことは、当たり前のことなのですが、全く同じ現場というものは一つとしてありません。

現場の固有条件や予算、そして地元や自治体の考え方など様々なことを考慮しながら設計していきます。

安全性、利便性、経済性、工事が可能か否か、、

たくさんの課題に向き合って、複数の計画を比較検討し、発注者や地元の方々に提案します。

 

提案する際に大事なことが、いかに分かりやすくプレゼンできるかどうかです。

計画を提案する際に、設計した計画図だけでなく、『どんな手順でどのように施工するのか』といった施工計画という作業を一緒に行います。

 

設計のうちの、ほんの一部分ではありますが、施工計画について、一緒に動画を観てみましょう(^^)

 

☆★ちなみにこの動画は、打合せの際に発注者がイメージしやすいようにと、弊社の設計部社員が作成したものです★☆

視察結果報告会

ある事業に対する取り組みとして、参考になりそうな県外の市街地を視察し、社内で視察結果報告会を開きました。

基本は定められている基準に則り設計を行いますが、その基準の中でも地域の特性に合った設計を行わなければなりません。

いくつか視察をしたところ、共通しているところもあれば、地域特有の設計がなされているところもあり、設計に対する視野が広がり色々な知識を収穫することができました。

地域住民の方はもちろん、役所な警察署など、時と場合に応じて様々な関係機関と綿密な協議を重ね、より良い景観や安全性、利便性などを目指し、設計していきます。

みなさんにとって住みやすく心地よい街づくりを目標に、これからも日々努力して参ります^^

R4 郷土づくりシンポジウム

令和4年度郷土づくりシンポジウムが、10月26日(水)に倉吉未来中心にて行われ、弊社も参加しました。

鳥取県測量設計業協会の総務委員長として、代表取締役の大西も参加し、司会を務めました。

今回のシンポジウムでは、「くらしを守る流域治水とは」をテーマに、治水に対する国や県の取り組み、過去に発生した水害の例から現在行っている水害対策等を知ることができました。

また、「建設コンサルタントの役割と魅力」ということで、鳥取県測量設計業協会が主催する鳥取県内の高校に向けて行う出前講座の様子をライブで見ました。

弊社においても、地元の中学校・高校で会社説明を通して建設コンサルタント業界を広く知ってもらおうと活動していますが、このような講座も今後、増えていけばなと思いました。

おまけに、、、
シンポジウムの初めに、鳥取県測量設計業協会のDVDが上映されましたが、弊社社員も登場しています^^

なかなか、深く広くは知られていない職種にはなりますが、私たちはみんなの生きるまちを支える仕事をしているんだなあと改めて、実感しました。

災害関連緊急砂防事業の現地見学会

鳥取県が行う災害関連緊急砂防事業の現地見学会が8月20日(木)にありました。

以前、委託を受け測量設計を行った、「寺奥谷災害関連緊急砂防事業」の現地説明を設計者にもしてほしいとの依頼があり、弊社の辻本が、現地にて業務の概要や業務を行う上で苦労した点を説明しました。

 
 
 

 

寺奥谷川は日野郡日南町萩原に位置し、平成30年9月30日の豪雨で被災した現場です。

災害業務で迅速な対応が求められたこともあり、業務工程の調整にとても苦労しました。

ですが、地域の皆様が安全に暮らせるまちづくりを一番のモットーに掲げ、取り組みました。

令和2年3月完成

 

 

近年、豪雨による災害など、異常気象による自然災害が増えていますが、今後もより良い河川や・砂防、道路業務等の計画、設計に努めていきます!

 

(写真:令和2年3月 砂防堰堤 完成)

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